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ピロリ菌外来

ピロリ菌を除菌して胃潰瘍・胃癌を予防しましょう!

 現在40 歳以上の日本人では半数以上の方がピロリ菌に感染しているといわれていますが、その多くが無症状です。ピロリ菌が胃癌を引き起こす原因であることがわかってきましたがそのまま放置されている場合があります。そこで、当院ではどなたでも検査や除菌治療が受けられるようにピロリ菌外来を開設しています。

特にこのような方は受診をお勧めいたします。

  • ピロリ菌陽性と言われたが、様子を見ている方
  • ピロリ菌二次除菌が不成功で、三次除菌が必要な方
  • ペニシリンアレルギーなどの薬剤アレルギーがあり、決まった内容で除菌薬を服用出来ない方
  • その他何でもピロリ菌感染について不安に思っている方

治療の流れ

ピロリ菌外来治療の流れ ピロリ菌外来治療の流れ

当院のピロリ菌外来の流れは、感染の有無を確認し、陽性の場合は除菌治療に進みます。
治療薬内服後、2カ月ほどあけて除菌の確認をします。

*一般の方にピロリ菌の検査をしたり、治療したりすることは、公的保険の対象とならない医療 です。検査内容・費用等 詳しくは、受付またはお電話にてご相談ください。

予約制となります。受付・お電話にてご予約を承っております。


胃の病気とピロリ菌のかかわり

ピロリ菌

ピロリ菌は胃の中に感染する菌で、らせん形をしているのでヘリコ(らせん)バクター・ピロリと命名されています。発見は、新しく1983 年オーストラリ アのワレンとマーシャルの二人の学者によります。(ノーベル賞受賞)

最近の研究により、この菌は慢性的に胃に感染して胃癌の他にも萎縮性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、慢性蕁麻疹、鉄欠乏製貧血などをひきおこすことがわかっています。ピロリ菌を「除菌」する事で、これらの病気を予防することが出来ます。除菌後は胃癌のリスクは減っていきますが、しばらくは毎年の胃内視鏡検査を続けることをお勧めします。