「睡眠時無呼吸症候群」という病名を聞かれたことがあるでしょうか?

 昼間の異常な眠気が続くのが特徴です。
眠気により仕事の能率が低下しますが、特にドライバーの運転中の居眠りが、
重大な事故につながる危険性が指摘されています。
またこの病気を放置すると「高血圧」「脳卒中」 「心筋梗塞」などの病気が発症しやすくなります。

 睡眠中に眠りが深くなると、「のど」の筋肉がゆるみ気道の入り口が一時的に狭くなる事があります。
これが「いびき」ですが、この状態がひどくなると完全に空気の通り道が閉塞して呼吸が止まってしまいます。

 この状態は肥満体型の人や下あごの小さい人に起こりやすいと言われています。
呼吸が止まる時間が長くなると血液中の酸素濃度が低下します。 
すると脳の一部が生命の危険を感じて眠りを浅く調節して呼吸を再開しようとします。
眠りが浅くなることで「のど」の筋肉の緊張が回復し空気が通るようになるからです。

 この症状はとは一晩中このサイクルを繰り返す結果浅い眠りの時間が増えてしまい十分な深さの睡眠が確保できない状態です。
その結果として翌朝の頭痛や昼間の眠気が起きやすくなります。

当院では睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を扱っております。
簡易検査とは自宅に検査器具を持ち帰っていただき一晩装着していただきます。
後日そのデータを解析し結果をご説明いたします。

この検査で睡眠時無呼吸症候群であることが確定すれば、保険診療で治療を開始することが出来ます。
治療はCーPAPマスクといって特殊なマスクを睡眠時に装着して行います。
マスクはバンドを用いて頭部に固定するため、一見マスクによる違和感などが懸念されるかもしれません。

しかし実際に装着いただいた方々のご感想は 「昼間の眠気がなくなった」、「朝方の頭痛がなくなった」など良好なもので、
問題なく治療を継続していただいています。

睡眠時間が確保されているにもかかわらず昼間の眠気が続く方、
ご家族から「いびき」や睡眠時の呼吸停止 (いびきが止まってしまうこと)を指摘された方は一度当院にご相談下さい。