変形性膝関節症

この症状はは加齢や外傷などにより膝の軟骨が磨耗、損傷し骨も変形してくる病気です。
この変形性膝関節症による膝の痛みで外来を受診される患者さんは多くいらっしゃいますが
よく受ける質問のいくつかを挙げてみました。

1、膝の水を抜くとくせになりますか?

 そういう事はありません。
変形性関節症などで関節内に炎症があると関節液(水)の分泌が増え、吸収される量を上回ると関節液が溜まってきます。
水を抜いても炎症が続いているとまた関節液が溜まってしまうのでくせになると思われるようです。
少量の水では抜く必要はありませんが多量にたまっている場合は抜いて炎症を抑える治療が必要です。

2、グルコサミン、コンドロイチンなどは飲んだほうがよいですか?

 長期に服用すると膝の痛みに有効であったという報告もありますが、まだ科学的にはっきりした結論はでていません。
関節内へのヒアルロン酸の注射は痛み炎症を抑え軟骨磨耗を減らす等の有効性が証明されています。

3、年だから治らないのでは?

 ほとんどの方は消炎剤や関節内注射、運動療法などの適切な治療により改善が期待できます。
それでも痛みが強く歩行困難な場合は人工関節手術でほぼ完全に痛みをとる事も可能です。